みなさんこんにちは!新幹線ってすごく便利ですよね。飛行機みたいにわざわざ市街地から離れた空港まで行く必要も無いですし急に遠くに行く用事が出来ても駅に行って切符さえ買えばすぐに乗れます。
そんな便利な新幹線は多くの人が使う上に通常運賃プラス特急料金が加わるためJR各社にとっても重要な収入源となっています。
しかしながら収入源どころか逆に赤字になって経営を苦しめている新幹線もあります。今回はそんな赤字新幹線の北海道新幹線を紹介します!


北海道新幹線とは?

Map_of_Hokkaido_Shinkansen

2016年3月に開業した新青森駅から新函館北斗駅までの148.8kmをつなぐ路線です。
新函館北斗駅まで開業したもののまだ新幹線路線としては全線開業はしておらず新函館北斗駅から先、長万部や小樽付近を経由して札幌駅まで延伸をする予定で現在工事を行っている真っただ中であり2030年度末の開業を目指しています。


利用者数は?


北海道新幹線は開業当初こそ大きな話題となり開業初日の乗車率は61%に達して順調な滑り出しをしたかのように思えましたが開業翌日の3月27日の乗車率は37%と開業2日目にして早くも50%を割ってしまい開業初年度の平均乗車率は32%と全座席の3分の1も埋まっていない状態になっています。
この影響から北海道新幹線の営業係数(100円稼ぐのにいくらの費用がかかるかを表す)は202と新幹線で唯一100を超えています。
2017年度の北海道新幹線の収支は98億7700万円の赤字となりただでさえ経営が苦しいJR北海道の経営をさらに苦しめる事態になっています。


なぜ利用者数が少ない?

利用者が少ない原因は大きく二つあり一つ目は駅の場所が不便なことです。
北海道新幹線の始発駅新青森駅は青森市の中心駅青森駅とは別の位置にあり青森市内とは在来線で接続しています。その次の奥津軽いまべつ駅は新幹線単独駅ですぐ隣に津軽線の津軽二股駅があるものの利用者数が33人と全国の新幹線駅の中で一番利用者数が少ないという不名誉な称号が与えられています。
次の木古内駅は道南いさりび鉄道も乗り入れている駅ですが利用者数が67人と少なく前の駅の奥津軽いまべつ駅に次いで日本で2番目に利用者が少ない駅です。
つづいて終点の新函館北斗駅ですがこの駅は函館市にはなく函館市の隣の北斗市に駅がありそれをうけてこの少々長い駅名になっています。新函館北斗駅から函館駅までは在来線で20分余りの時間がかかります。

というように北海道新幹線の駅は既存の中心駅や終身市街地からは離れた場所に作られており少々不便になっています。


2つ目の理由は料金設定が高いことです。
新青森~新函館北斗駅までの特急料金は東海道新幹線の1.58倍、東北新幹線の1.52倍、九州新幹線の1.23倍と他の新幹線よりも高めに設定されています。
これは青函トンネルの維持管理費用が高くその維持管理費用を賄うために特急料金を設定しているからです。
これにより北海道新幹線は気軽に使いづらく利用率が下がってしまっています。



打開策は!?


そんな全国の新幹線路線の中でも際立って状況がよくない北海道新幹線ですが、利用客を増やす打開策があります!
それが札幌駅延伸です。
現在の終点新函館北斗駅は函館市内から離れているうえそもそも函館市は人口が26万人ほどしかおらず観光客がおおいとはいえどもビジネスで利用する人の人数は限られてしまいます。
それが札幌駅まで延伸をすると人口196万都市のど真ん中に乗り入れることになり利用客が大幅に増えることが予想されます。また、札幌~東京の移動需要だけではなく札幌~仙台、札幌~盛岡などの東北地方の主要都市との移動需要も取り込むことが出来るようになります。

しかしながら札幌延伸まではあと11年もあり破綻寸前とまで言われるJR北海道の資金がそれまで持つかは不安ですが札幌延伸でJR北海道の経営状況は大きく変わると思うのでそれまで何とか生きながらえてほしいと思います。

最後まで見ていただきありがとうございました!