日々通勤通学客でいっぱいの複線電化路線と数時間に一本しか列車が来ない非電化単線のローカル路線、まったく正反対の性格の路線ですがこの対照的な2つの性格をわずか70km程度の路線で併せ持つ路線、JR北海道の学園都市線を紹介していきます!

学園都市線とは?

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学園都市線(正式名称札沼線)は北海道中央区の桑園駅から新十津川町の新十津川駅までを結ぶ76.5kmの路線です。
学園都市線の起点は桑園駅ですが、基本的には一つ先の札幌駅が始発となっています。
起点の桑園駅をはさんで両隣の札幌~八軒駅の間は単線ですが八軒駅からあいの里教育大駅までの間は複線となっており2012年には交流電化を行うなど190万都市札幌市の通勤通学路線となっています。
実際桑園駅〜北海道医療大学駅の間の輸送密度は1975年に比べて2013年には315%に増加しており、2018年度には輸送密度1万7957と札幌圏内のJR北海道の路線では一番低いものの地方交通線としてはもっとも高い輸送密度となっており学園都市線がいかに成長著しい路線かがわかります。


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上の画像は起点桑園駅から二駅先の新川駅のホームの画像ですが、複線電化で高架といういかにも都会の駅という作りをしています。

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少し進んでこちらは篠路駅ですが地上駅にはなったものの比較的しっかりとした駅になっており1日3139人が利用しています。
しかしながらこのような都市近郊路線としての風格があるのはあいの里教育大駅でここから先の北海道医療大学駅までは電化はされているものの単線となり徐々に風景が田舎になります。


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この北海道医療大学駅で電化が終わりここから先は非電化単線のローカル路線になります。



日本一終電が早い駅!?

そんな段々ローカル路線に変わっていく学園都市線ですが終着駅の新十津川駅はなんと1日に1本しか列車が来ずしかも午前10時発と早く、日本一終電が早い駅として有名になりました。

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終着駅の新十津川駅

このように都市近郊路線からローカル路線の極みのような駅までがわずか70kmほどにつまった学園都市線ですが、北海道医療大学駅〜新十津川駅は2018年の輸送密度が62とバス路線ですら存続が怪しいほど利用客が少なく2020年5月7日に廃止する予定と決定しました。
あと残り僅かな期間で北海道医療大学駅〜新十津川駅間が廃止されるためこの変化に富んだ路線としての役割ももうすぐ終えることとなります。
廃止される前にみなさん是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました!